お申込について

内見からご入居までの流れ

一般的な内見からご入居までの流れをご説明致します。

実際に行われる取引事例を交え「不動産用語集」をまとめておりますのでご参考にして下さい。 また、申込みからご契約までの間に、貸主/借主側での「トラブル事例 」もご参考にして下さい。

申込の際は申込書と別に「申込時に必要な資料」が原則、必要です。
下記、資料を事前にご準備下さい。

申込時に必要な資料

01内見

店舗物件を内見する際は、事前に物件の立地、周辺環境を確認(下調べ)し、 賃貸条件の内容を理解した上で、不動産仲介会社へ内見の手配を取りましょう。
また、出店業態に関連して「建物設備」も理解しておく必要があります。

内見時には貸主、また管理会社が立ち会う場合があります。
互いに予定を調整できるように、内見候補日を3つほどご提示下さい。
【不動産仲介会社と管理会社の違いはこちらをご参照下さい。】

❖ 内見時に内装工事業者をお連れして内見された方が、1度の内見で明確な情報が得られ、 再度、内見の手続きを行わず、申込みの判断も迅速に出来るでしょう。

内装工事のご相談につきましては、当社 施工部でも対応可能です。
ご相談の際は【 内装工事をご検討の方 】をご覧下さい。

店舗物件を借りる際、実際の取引内容も含め「事業用不動産 賃貸借用語集」をご参考にして頂きますと、戦略的に物件取得へ導けるかと思います。

02申込み

◎「申込み」の際は、申込書と一緒に「申込時に必要な資料」が原則 必要です。

※ 内見後に「申込時に必要な資料 」を集められる方がおられますが、 資料を集めるのに時間がかかり、その間に、先に他の方が 全ての資料 をご提出された場合は、
全ての資料 をご提出された方を優先的に、貸主側では審査を始めますのでご注意下さい。

◉ 内見者の中には、「資料を集める迄、他の方の申込受付を断って頂きたい。」 や、
また「 賃料を●●円に下げられないか?」等
申込書をご提出していない状況で、 口頭でご質問・ご要望をされる方おられますが、
「申込資料一式」 をご提出して頂いてからのご対応になります。あらかじめご理解下さい

03入居審査開始

申込時に必要な資料 」をご提出頂けましたら、入居審査に入ります。
通常、 審査時間は7日~10日程度で行われます。
審査中、貸主様によっては、申込者と面談を求める方、
また 「家賃保証会社」の加入を求める貸主様もおられます。
※ 昨今、株式上場していない企業、個人出店者におかれましては、「家賃保証会社」加入必須に になるケースが多いので、予めご認識下さい。
❖賃貸借契約における不動産用語につきましては、「事業用不動産 賃貸借用語集」をご覧下さい。

04審査通過

05契約書 作成開始

◎ 審査通過後は、不動産会社/貸主/管理会社にて契約書の作成に入ります。
【不動産仲介会社と管理会社の違いはこちらをご参照下さい。】
一般的に契約書作成期間は1週間~2週間程度 です。

出店業態や営業時間、入居日(契約期間)建物内のルール、特約事項 等を契約書に記載し、入居者に説明、確認して頂きながら契約書の作成を行います。

※ここから先、貸主/申込者との「トラブル」が多く、下記、事例をご参考にご注意下さい。

審査通過した申込者は、「他の申込者を貸主側が断ったと考え」、最初に提出した申込書の内容から、口頭で賃貸条件の減額、または申込内容の変更を求める方がおられますが、その様な方に対しては、契約無効とするケースが強くあります。
契約書の作成中に、申込者より入居を断った場合は、違約金が発生する事例があります。
また、申込み 担当者と、電話/メール等の連絡が取れない、返信がない、折り返しの 連絡がない・・・等の行為が続くようでしたら、違約金が発生する事例があります。
※上記の申込者の事例から、貸主、不動産業者は、事前に「手付金」「申込証拠金」を預かる業者も増えております。 契約締結へ進めば、事前に預かった「手付金」「申込証拠金」は、初期費用に充当する仕組みですが、申込者から入居を断った場合は、「手付金」・「申込証拠金」は返金されません。
また、貸主側でも、審査に1カ月以上かかるような方や、連絡、返答がない方もおられ、申込者の不安が募り「トラブル」になるケースもあります。
貸主側の契約の内容が、高圧的であり、尚且つ「公正証書」契約で 進める貸主も稀にいます。
契約内容の擦り合わせを行っていない段階で、貸主側より、早期、初期費用の入金を求め、
入居予定者の段取りを勘案することなく、一方的に詰め寄る貸主も稀にいます。

上記の貸主/借主の言動は稀であり、1例ではありますが、「トラブル事例」をご参照して頂き、また当社 営業スタッフに、ご質問・ご相談をして未然に防げるようご参考にして下さい。

当社では、上記のトラブル事例も含め、日々、専門家を交え、対策を考え業務を行っております。

06初期費用のご精算 ご契約

◎ 契約内容が整いましたら、初期費用のご精算から本契約へ進みます。
初期費用は一括支払いです。銀行融資を受けてから支払う場合は事前にお伝え下さい。

【 初期費用の清算書の例 】
(項目をクリックすると解説が開きます。)

保証金(敷金)× ●ヵ月 ¥●●●●●●●
管理費(共益費) ¥●●●●●●●
礼金(税込)× ●ヵ月 ¥●●●●●●●
仲介手数料(税込) ¥●●●●●●●
月額看板料(税込) ¥●●●●●●●
保証会社利用料(税込) ¥●●●●●●●
日割り家賃/翌月分の家賃 ¥●●●●●●●
造作譲渡料 ¥●●●●●●●
※火災保険料(税込) ¥●●●●●●●
合計 ¥●●●●●●●

※ 物件によっては、入居日より「フリーレント」期間をつけて頂ける貸主様もおられます。
※ フリーレント期間中でも管理費/共益費等は発生します。

※契約者の中には「店舗OPENまでフリーレントをつけて頂きたい」と申される方がおられますが、この場合、施工期間、OPENまでの見通しが不明確な為、貸主側はお受けできない傾向が強いです。

※ 前項の4【審査通過】・ 5【契約書 作成開始】と内容が重複致しますが、貸主の中には、 「賃貸借契約 / 定期借家契約 」後に、「公正証書」契約を求められる貸主もおられます。

※「火災保険」は、貸主指定の火災保険 またはご入居者にて火災保険を選定します。 入居者側で火災保険を加入した場合は「火災保険証書の控え」を貸主へご提出致します。
※火災保険加入日は入居日であることが必須です。

※ 居抜き物件によっては「造作譲渡料」とそれに関する手数料がかかる場合があります。

❖賃貸借契約における不動産用語につきましては、
事業用不動産 賃貸借用語集」をご覧下さい。
【ご契約】
ご契約(契約書 実印調印)は、通常、申込者の事務所、既存店舗、または、不動産仲介会社で 契約を取り交わします。(契約者が遠方の場合は、郵送で契約を行うことも可能です。)
契約書は 【入居者 控え】【 貸主 控え】【 不動産仲介会社 控え】 で2部または3部あり、全ての契約書署名・押印します。
ご契約時に下記 資料と「調印した契約書」を不動産仲介業者 経由で貸主へお渡しし、
貸主より契約書に貸主印を押印して、後日、入居者へ1部 返却致します。

07入居後

貸室内の鍵は、通常、入居者にて取り換え、マスターキーを貸主/管理会社へ渡します。
入居後、店内の内装工事を行う場合は、下記項目を貸主/管理会社にご提出致します。
■ 店舗の内装レイアウト図
■ 工事工程表
工事完了後
■ 消防検査・保健所/営業許可証を提出して頂きます。
【退去時について】
原則、契約書の内容によりますが、通常、普通借家契約の場合は、退去日の6か月前に書面にて「解約通知書」を貸主・管理会社へ送ります。または6か月分の賃料を先払いすることで 退去することが出来ます。◇貸室内の鍵は、通常、入居者にて取り換え、マスターキーを貸主/管理会社へ渡します。
定期借家契約の場合は、原則、契約期間満期にて退去します。
詳しくは、「事業用不動産 賃貸借用語集」の 契約形態 契約期間/更新料/更新事務手数料 原状回復 スケルトン をご参照下さい。
※退去時におかれましても、入居者が貸主に断りもなく、勝手に次の入居者を決めたていた事例 原状回復工事/スケルトン解体工事を行わずに退去した為、貸主側にて、事前に入居者から 預かっていた保証金から解体工事費用を算出した結果、入居者へ返金する保証金の額が少ない・・。 等のトラブルが発生しております。

トラブル事例」をご参照して頂き、また当社 営業スタッフに、ご質問・ご相談をして、未然に防げるようご参考にして下さい。

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